防水工事
水分の侵入を防ぎ、内部の損傷やカビ、腐食を防ぎます
防水工事は、建物や構造物の水の浸入を防ぐための工事です。主な場所は「屋上」「廊下」「外壁」です。それぞれ場所や建物の特性によって最適な防水を施工し、建物内部への雨水や地下水の浸入を防ぎ、建物の損傷や劣化を防ぎます。特に屋根は、一年中雨風や日差しを受ける劣化しやすい部分です。雨漏りを発見したら、既に屋根に深刻な問題が起こっている可能性があります。すぐにご相談ください。
主な防水工法
シート防水は、塩化ビニルやゴム製の防水シートを施工箇所に固定して行う防水工事です。シートを上から被せていくので、下地に影響されることなく施工を行うことができます。 さらに、大きな面積でも一度に均等に施工できるため、施工期間が短縮されるという利点もあります。
シート防水
塗膜防水には主に「ウレタン防水」と「FRP防水」があり、大きな違いは耐久性です。ウレタン防水は防水塗料で膜を形成し、FRP防水は「ガラス繊維強化プラスチック(FRP)」を使用します。ウレタン防水のように夏場、部分的に膨らんだりすることはありません。立上げなどでも平面(平場)と同じ膜厚にすることが可能で、耐久性や耐震性にも優れています。
塗膜防水
防水工事のQ&A
Q. ウレタン防水工事とFRP防水工事の違いは何ですか?
A. ウレタン防水工事とFRP防水工事の大きな違いは耐久性です。ウレタン防水は塗膜防水で、夏や冬の気温変化や紫外線に弱く、耐用年数は6年 から8年ほど。FRP防水はガラス繊維とポリエステル樹脂を組み合わせて強力な防水膜を形成し、耐久性が高く、気温変化に強い特徴があります。
Q. FRP防水の耐震性はどのくらいですか?
A. FRP防水は耐震性能が非常に優れています。弾性FRPの引張り強度は80(MPa)~100(MPa)で、ウレタン防水の1(MPa)~4(MPa)、シート防水の2(MPa)~15(MPa)に比べて大幅に高い耐震性を持ちます。弾性FRPは地震時に下地材に追従して動き、表面に亀裂や破損が発生しにくく、大きな地震による損傷が部分的に修理可能です。
Q. FRP防水工事のメリットは何ですか?
A. FRP防水工事の主なメリットは、総合的なコスト削減です。他の防水工法では8年や10年ごとに大規模な防水工事が必要ですが、FRP防水工事では25年や30年にわたって2回または3回のトップコートの塗り替えだけで済むため、コストが削減されます。また、FRP防水工事は施工中の臭いが少なく、工期が短く、補修が容易です。大規模な建物でも重量が軽く、シームレスな防水層を形成するため、継ぎ目が存在しないため、水漏れの心配も少なくなります。
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